ある程度ゆとりができたりすると、車もいい物が欲しくなるものです。
それだけでなく田舎の方に住んでいれば、お店まで10km以上離れている事も珍しくありませんし、電車もバスもないという事もよくありますので、車がなければ生活する事すら難しい状況になります。
私が済んでいるのも田舎ですので、車がなければ普段の食事すらままなりません(笑)
ですが貯金や節約といった部分から考えれば、車は三大支出の一つに数えられるほどお金がかかります。
なので私自身が実践していた方法を記載したいと思います。
ですが色々書く前に一つ言わなければいけない事があります。
それは・・・
見栄を捨てる事
です。
車は便利ですが、それだけでなくステータス性があります。
なので周りが新車を買えば自分も欲しくなるものです。
しかし、お金を貯めたいという観点から見れば、この見栄を捨てる事こそお金お金持ちへの第一歩だと思ってください。
目次
新車ではなく中古車に乗る
中古車というと
・故障が心配・・・
・保証ない・・・
といった不安要素がついてくると思います。
その反面、新車は保証があり、壊れる心配も少なく、誰も乗っていないのでキレイで所有欲も満たしてくれるという価値があります。
しかしその分価格に当然上乗せされています。
新車を購入して翌日に売却したら2~3割落ちた金額になるはずです。
それもそのはず、メーカー利益、ディーラー利益が乗っており、尚且つ売却する際にはその買取業者の利益も乗せる為、安くなります。
なので購入金額もそれほど大きく差はなく、ディーラー値引きで差をつけるしかありません。
その反面、中古車は同じものがありません。
なので探せば必ずお得な物があります。
節約をするなら取得価格を下げる事は重要です。
10年落ちを狙え
中古車でも程度が良かったり、高年式の車は価格が高いです。
商売の原則は需要と供給にありますので需要が高ければ高額になります。
中古車でもミニバン、SUVなどは高額になりやすい傾向にあります。
安く仕入れるならば、一般的に避けられがちな10年落ち、もしくは不人気車を狙うと安く手に入る傾向があります。
10年落ちのイメージは古いので故障のリスクが高いというのが一番だと思います。
私自身今まで10年落ちは何回か乗ってきましたが、日本車であれば重度の故障というのはありませんでした。
また、不人気車になりがちなのはセダン、コンパクトなどは価格が下がりやすいです。
大体こういったものを30万以内で探していくと、走行距離が少なく、装備も充実しているお宝に巡り合える事があります。
車の装備は新車を買った事がある人ならばわかると思いますが、メーカーオプション、ディーラーオプションというのは恐ろしく高い物ですので、最初からついていたらラッキーだと思います。
30万位で購入できれば新車価格の10%~20%位ですのでかなりお得と言えます。
装備が充実しているものを探す
前述もしましたが、私が中古車を選ぶ時の基準として装備が充実しているものを探すようにしています。
とは言ってもいらない装備まではこだわっていません(笑)
重視するのは
・ナビ
・ETC
・スタッドレス、ホイール
となります。
これらは乗っていると必ず後でほしくなるものです。
後付けすれば高額になるものばかりですので最初からついている事を意識しています。
また、付いていればラッキーというものでは
・サンルーフ
・レザーシート
・HID
などは無くてもいいのですが、あれば高級感が出るので嬉しい装備です。
錆びている車は避ける
中古車を選ぶ際に一番気を付けなければいけないのはサビです。
今までの経験上、致命傷の故障は定期的なオイル交換と日常的な点検をしていれば全然ありませんでした。
しかし、サビだけは致命傷になります。
本体が錆びれば支える事ができなくなり、車検も通らず走行不能となります。
なので選ぶときには下回りを覗き、サビの具合を確認します。
10年落ちでも全然錆びていない車体もあるくらいですので、こればかりは保管場所と普段のメンテ、レジャーなどに行くかどうかで相当変わります。
また、ぱっと見大丈夫でも塗装の表面にボコッとした浮きがあるときには、その下はサビだらけという事もありますので、車両の腐り度合だけは確認しましょう。
排気量の小さい車にする
いくら車自体を安く購入できても維持費高ければ意味がありません。
現に安い中古車というのはハイオク仕様、大排気量の車が多かったりするものです。
とらえようによっては高級車が安く乗れるという事でもありますし、取得価格を下げてしまえば維持費はペイできるという考え方もありますが、ここでは少しでも安くという事をテーマに書きたいと思います。
使用状況や家庭状況によりますが、排気量は2000cc以下にしておくといいと思います。
このくらいだと、オイル交換もそこまで高くないですし、燃費もそこそこ、保険料もそこそこなので不満も出にくいと思います。
ですが逆に避けた方がいいのが軽自動車かもしれません。
軽自動車は維持費は猛烈に安いですが、耐久性は普通車には及びません。
なので10年落ちともなると結構色々と痛みが見え始めますが、その反面普通車は頑丈だと思います。
ない訳ではありませんが、探すのが難しいですし、人気もありますので状態の割に安くないという事がよくあります。
これだけあればミニバンでも十分なパワーがありますし、そこまで燃費も悪くありません。
もし一人でしか乗らないのであれば、1500cc以下で探すといいと思います。
私が以前乗っていたコンパクトは1300ccで燃費もリッター18km、走行距離5万キロ少々で20万円でしたが、6年間乗って故障らしい故障はリアのハブベアリングが寿命で交換したこと位です。
お金がないときに乗っていた車は2500ccでリッター8km、ハイオク仕様の車で借金までありました。今思えば本当に身分不相応だったと思います。
乗り換えた事での差額
私の場合ではありますが、苦しい時に乗っていた車と比べてみた金額差ですが年間30万は違うと思います。
以前乗っていた車
・自動車保険45,000円
・ガソリン代225,000円(年間12000km走行、ハイオク150円計算)
・オイル交換10,000円
・車検100,000円(2年で20万の半額)
・保険料80,000円(車両保険有)
合計460,000円
乗り換えた車
・自動車税34,500円
・ガソリン代93,333円(年間12000km走行、レギュラー140円計算)
・オイル代5,000円
・車検60,000円(2年で高くても12万)
・保険料35,000円(古いので車両保険なし)
合計227,833円
差額は・・・
232,167円
実際にはこれにタイヤの消耗費が入ってきますが、大きい車になればなるほど当然タイヤも高くなります。
以前の車は4本で10万位していましたが、乗り換えた車は3万位で買えます。
なんだかんだで30万程の差額が出ると思います。
お金を貯めている最中であれば、車にはお金をかけない方が良いと思います。
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