こんにちは。フミです。
今回は融資期間について書きたいと思います。
不動産投資をするにあたって、融資期間は重要なファクターです。
状況に応じた対策が必要となります。
目次
銀行の基本的な融資期間の考え方
よく目にする項目だとは思いますが、基本的に銀行の考え方は耐応年数=融資期間の最長となります。
なので融資期間では圧倒的にRCに軍配が上がります。
しかしながらケースバイケースというのが本音であり、その人のスキル、経営状況、属性などによって変わってくる為、一概に何年出るというのは言えないのが実情です。
ただ個人的な見方ではありますが、耐応年数オーバーの物件でも15年を引けたりしますので、諦めずに取り組んでほしいと思います。
駆け出しの頃は融資期間は長い方がいい
駆け出しの頃というのは資金的にも余裕はなく、経営もまだ慣れていない為、順風満帆とはいきません。
また、最初はまずキャッシュフローありきで考えた方が上手く行くと思っています。
積算が高いというのも重要ではありますが、一番重要なのはキャッシュが残る事です。
資金ショートすればそれでゲームオーバーですので、できれば返済比率を50%以下にして最初はキャッシュを貯める事に専念した方が王道と言えます。
短い事のメリット
では融資期間が短いのは絶対にダメかと言われればそんなことはありません。
むしろ残債が減るという意味では圧倒的に期間は短い方がいいです。
やってみるとわかりますが、10年と15年では元金の減りが全然違います。
なのでキャッシュが残るのはいいことではありますが、いざ売却しようとしたときに少々厳しい戦いになりやすいのが長い融資のデメリットと言えます。
規模が大きくなったら敢えて期間の短い物件を作るのもアリ
これは考え方ではありますが、ある程度安定的に運営できるほどの規模になったら、敢えて融資期間を短く設定し、特段キャッシュフローを出さなくてもいいという考え方で運営をする人もいます。
これをすることで元金の減りが早い為、数年後には減った残債分だけ自分の武器となります。
キャッシュフロー狙いではなく、数年後の資産づくりという目的であれば、短い融資も戦略としてはアリと言えます。
融資が長くなれば金利支払いは多くなる
これも仕方がない部分ではありますが、融資期間が長くなれば長くなるほど、金利負担分は多くなります。
20年以上など長く設定した場合は、最初は元金支払いよりも金利の方が高い場合があるくらいです。
その為、総トータルで見ると経費が多くなるという傾向はありますが、その分自分の資金を蓄積させておく事ができますので、戦略によってやり方は変わってきます。
まとめ
いかがだったでしょうか?
そうは言っても不動産投資をする目的のほとんどが別収入を作りたいという考えだと思います。
そういった考えを最優先にするのであれば、やはり融資期間は長い方が運営は非常に楽です。
支払い比率が高いと、運営は本当に大変です。
短くやる方法は資金的に相当余力がないと難しい戦略ですので、特に最初の段階ではやらない方がベストと言えます。
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