不動産投資・貯金・節約で富裕層1億円を目指すブログ

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自己資本比率はどのくらいを目指すべき?

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こんにちは。フミです。

 

今回はちょっと難しいテーマですが、自己資本比率について書きたいと思います。

 

不動産投資をしていくとどうしても借入が多くなってしまう傾向にある為、大変難しい部分ではありますが、私なりの見解を書きたいと思います。

 

 

目次

 

 

 

自己資本比率とは?

 

 

そもそも自己資本比率って何?という声も聞こえてきそうですが、自己資本比率とは、返済不要の自己資本が全体の資本の何%あるかを示す指標となります。

 

なので、自己資本比率が小さい会社ほど、何かあったときにはあっという間にダメになってしまう可能性があるという事を意味します。

 

逆に高ければ高いほど、外的要因にも耐久力があり、つぶれにくいと言われています。

 

簡単に言えば、全体の資本に対して借入が少なく、自己資本の割合が高い会社ほど自己資本比率が高いという事になります。

 

 

自己資本10%以下

 

始めたばかりの多くの不動産投資家がこのゾーンにいると思います。

 

一般的な企業から言えばあまり経営状態が良くない事を意味します。

 

しかし、不動産投資の場合は一概にそうとも言えず、キャッシュフローを生み出してくれている資産を購入しているため、このくらいの自己資本比率でも問題なく回っているケースが多いです。

 

また、拡大をしていくとどうしても自己資本比率は悪化してしまいますが、拡大期には仕方のない事なのかもしれません。

 

現金で1億持っていても、10億の不動産を借入で購入すれば自己資本比率10%という事になってしまいます。

 

現金一億を持っている人はそうはいませんが、拡大志向の方であれば10億位の投資はする可能性はあると思いますので、一概に10%以下だから危険というわけではないと思います。

 

 

自己資本比率20~40%

 

一般企業から見ると、標準のレベルとなります。

 

しかし、不動産投資の場合で見ると、かなり優良な自己資本比率と言えます。

 

このくらいの自己資本があればまずつぶれる事はないでしょうし、金融機関の対応もかなり変わっているはずです。

 

目指すレベルとしてはこのゾーンが非常に安定しており、バランスが取れていると思います。

 

 

自己資本40~69%

 

一般企業で見ると優良となります。

 

しかし不動産投資の場合で見ると、相当優良な会社という見方をされます。

 

ここまで来るとさらにレベルの高い物件を購入する事も不可能ではなくなります。

 

自己資本70%以上

 

 

ここまで来ると、ほぼ無借金状態になっていると思われます。

 

多少の借入は残っているかもしれませんが、ほぼ影響する事もなく、倒産の危険性は極めて低いと言えます。

 

特に不動産投資の場合、収入があるものに資本投入しておりますので、ますますつぶれにくい会社となります。

 

不動産投資家でこのゾーンにいる人はほとんどいないと思います。

 

 

自己資本0%以下

 

これは一般企業で見れば倒産の危機です。

 

もはやカウントダウンが始まっている状態となります。

 

不動産投資の世界でも、自己資本マイナスは正直あまり良いとは言えません。

 

例えばオーバーローンで借入を起こし、収益が全然立っていないというような場合だとこんなケースがあったりします。

 

こうなると財務状態は極めて悪いと言わざるを得ません。

 

追加融資や新規物件を持ち込んでも、金融機関としては融資を出せない事が多くなると思います。

 

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか?

 

会社経営をしていれば、自己資本を厚くする行動はとても重要です。

 

不動産投資の場合は、非常にここを厚くするのが難しい事業ではありますが、着実な運営をしていけば不可能な数字ではありません。

 

自己資本30%位までいけば不動産賃貸業としてはかなり優秀な状態になっているはずですので、拡大だけでなく、そういったバランスを見ながら投資をしていくことも大切です。

 

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