こんにちは。フミです。
今回は私が物件調査に行く際にチェックしている事を一部紹介したいと思います。
経験が浅いうちは何を見ればいいのかわからない事が多いと思いますし、実際にいくらかかるのかわからないというのが現実だと思います。
少しでも参考になれば幸いです。
目次
建物の壁を触る、目で確認する
まず建物の壁を触ってみましょう。
サイディングの場合は劣化が進んでいると、手で触った際に白い粉が付きます。
この現象をチョーキングといいますが、そろそろ外壁塗装が必要ですというサインでもあります。
また、屋根などは登る事は現実的に難しい所なので、目視で確認します。
その際に、サビや塗装の状態などを見ておくようにしています。
大体築20年位で一度もやっていないような物件は、大体がチョーキングかサビが出てきているものです。
鉄骨部分のサビを確認
少し築年数が経った物件だと、共用部が鉄骨でむき出しになっている物件が多いです。
この鉄骨部のサビ状態を見ておくようにしましょう。
ここのサビがあまりに酷い場合は、それなりの費用が掛かります。
また、木部と違ってあまりに劣化した鉄骨は再利用が難しくなるため、修繕が難航しやすいです。
基礎のクラック
建物を一周してみて基礎を確認しましょう。
その際に大きなクラックが入ったりしている場合は建物にダメージがある事が多いです。
地震などで建物にストレスがかかれば、基礎にもストレスがかかります。
その際にクラックが入っていると、コンクリートが空気と触れてしまい、劣化の原因となります。
内部は天井を見る
室内編ですが、各部屋の天井を見上げた時にシミがある事があります。
これは高い確率で雨漏りしている可能性があります。
そうなると屋根の補修工事が必須になってきますので、見れる場合には天井を見ておく事をオススメします。
シロアリ被害がないか確認
室内に入ったら、木部を軽く叩いてみましょう。
その際にあからさまにボロボロになるような箇所がある場合は高い確率でシロアリ被害の可能性があります。
その場合は木部入替工事が必要になる場合がありますので、そういった部分もチェックしておく事をお勧めします。
建具の建付けチェック
これは後ででも修正は効きますが、一応チェックしておいた方がいいです。
ドアやクローゼット、玄関ドアなどの締まり具合を見ておくといいです。
地震被害などで少なからず物件には影響が出ています。
影響0というのは難しいですが、程度を見ておく事は大切です。
あまりに酷いと建具交換になります。
傾きがないか確認
室内に入った際に傾きがないか確認しましょう。
あまりに酷い場合は床工事になってしまう可能性がありますが、割とお金がかかります。
上張りでレベル調整位で済むようなものであればそこまで過敏になる必要もありませんが、少なくとも傾きがない方がいいです。
電気系統、水道関係をチェック
可能であれば、電気、水道関係は全てチェックしておくに越した事はありません。
出来ない事も多々ありますが、できるならやった方がいいです。
電気関係は動かせるものは全て電源を入れ、稼働チェック。
水道は全て水を出し、水漏れチェック。
できなければ仕方がありませんが、なぜかと言えば、結構お金がかかる箇所だからです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
一部を紹介いたしましたが、正直な所すべてクリアする物件はないと思っていいです。
しかし、こういった箇所が修繕になるという予想が立てられれば、シミュレーションが作れますので、そういった意味で把握できるところは把握した方が良いと思っています。
後から出てくるよりも、最初にわかっていた方が色々とメリットも大きいですので、経験を積むと共にできる限りチェックをオススメします。
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