こんにちは。フミです。
住宅や車を買ったりするとき、ほとんどの人はローンを利用して購入していると思います。
ローンは便利なものですが、一歩間違えれば一気に窮地に立たされます。
今回はその線引きについてお話ししたいと思います。
目次
ローンを組む時点で無理をしている事を理解する
前提として、ローンを組まなければ購入できないものは、基本的に無理な買い物だという事を理解しておく必要があります。
特に長期のローンは、将来的な収入の見込みを前借している事になりますので、危険度の高い借金です。
普通の仕事をしている人ならば、健康面で何も起きないという保証はどこにもありませんし、ほとんどの人は健康を害すれば、それまでの収入力はなくなります。
そうなれば待っているのは破綻のみとなります。
まずここはしっかり理解しておく必要があります。
安全圏は収入の2割以下
では安全圏と言われる割合はどのくらいなのかと言われれば、収入の2割以下というのが一つの指標になります。
月収20万の人であれば4万以下という事です。
この件に関しては色々な考え方があり、年収の2割までが安全という風に書いてあるところもありますが、個人的には手取りベースで考えた方がより安全と思っています。
なので、住宅などの高額商品を検討する時には、できる限りこの額の範囲内で検討するのが、比較的安心なのではないでしょうか。
住宅ローンが月7万であれば、手取りベースで35万は欲しい所です。
3割を超えると危険ライン、4割を超えると破綻ライン
では実態はどうなのかと言われれば、2割以下で収まっている人はあまりいないのではないかと思っています。
手取り30万で毎月10万返済という人はたくさんいます。
個人的には3割超で危険ライン、4割超で破綻ラインだと思っています。
3割というのは手取り30万で9万支払い、4割というのは手取り30万で12万支払いとなります。
もし一見大丈夫そうと思ったのであれば、色々と慎重になった方が良いと思います。
手取り収入の3分の1を持っていかれると、大抵の人は余裕がありません。
ギリギリ生活ができたとしても、何か不測の事態が起きた時には対応不可となります。
そしてこういった人が本当に多いです。
こういった人の特徴として、毎月の収支だけしか見ていない人が多いです。
毎月食費、光熱費、交際費などしか見ておらず、それ以外の税金、イベント、車検、自宅の修繕費、余剰資金というものが全く考えられていない事が多いです。
ここまで返済が多いと、大抵お金で苦労している人がほとんどです。
実は比率4割でもローンは通る
実態としてはとても苦しい状況なのですが、ローン審査はなぜか通ってしまいます。
大体4割までは通る事が多いようです。
しかもそのローンは一つだけでなく、家、車、その他のローンなど別々に組んでいたりする場合は、トータルするとヤバい事になっている事が多いです。
審査はあくまでデーター入力をしたうえで機械的にはじかれますので、実態はどうなのかというのはあまり加味されません。
まとめ
私の年齢になってくると周りが家を建てたとか、車を良いのを買ったというお話しをよく聞きます。
一時期、お金に対して相当シビアになっていた時期があり、周りが良い車に乗ったりしている時に、自分はボロい中古車に乗っていたりして少々悔しい思いをしたこともありますが、今になって考えてみれば、正しい決断だったと確信しています。
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