こんにちは。フミです。
マイホームは普通の人にとって人生をかけた買い物です。
夢でもあると思います。
昨年4月より一部50年ローンまで引き延ばしがされたものもありますが、実態としてはどうなのでしょうか?
目次
フラット50
昨年4月頃から開始されていると思われる商品ですが、今まではフラット35というのが最長という考えでした。
一定の条件を満たせば、50年間固定金利で夢のマイホームを購入する事ができます。
また、一部金融機関でも50年ローンは取り扱いがあるようです。
確かに月々の支払は抑えられますので、毎月の負担額という意味ではありがたいものかもしれませんね。
ほぼ一生ローンを払い続ける事になる
しかし、よく考えてみてください。
50年間というのは30歳で購入したとしても80歳まで支払いが続く事を意味します。
ほぼ人生かけて支払いが続くという事です。
50年後なんてどうなっているかわかりませんし、5体満足で収入を稼ぎ続けられるかどうかも不透明です。
非常にリスクが高いと思います。
住宅は年数が経てばメンテが必要
毎月の支払がきつくなくても、住宅はある程度の年数が経てばメンテをしないといけません。
これを怠れば雨漏り、シロアリ、腐食などが進み、多額の費用がかかるか、もしくは建て替えという事になりかねません。
また、設備面でも50年ノーメンテでいけるものなど存在しません。
水回りは必ず劣化しますし、建具なども傷んできます。
外壁修繕などは100万単位のお金がかかるのが普通です。
なぜこういった商品が生まれたか
こういった商品が生まれた背景として、一番は経済を回すためです。
住宅が建てば、様々な業者が絡みます。
設備、建築、不動産、電気、家具などなど、多岐に渡ります。
これらが滞れば、経済に与えるダメージは大きいものになります。
また、建築費も高騰してきているため、年収が低い人が多くなっている今のご時世、なかなかローンが組めなかったりしますので、それを少しでも軽くして建ててもらうための施策です。
35年では返済がキツイが、50年であれば何とか払える額になるという感じになるはずです。
まとめ
どんな時代でもそうですが、やはり自分の身の丈を知るというのは大事な事だと思っています。
自分の器以上のものを買おうとすれば、当然綻びが生じます。
住宅を建てるにしても、ある程度の収入と自己資金を貯める事が先決ではないでしょうか。
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