こんにちは。フミです。
色々な本やニュースを見ていたりすると、大抵の場合は総売上を主張したものが多いです。
勿論その額に達するまでに行くのは大変な事です。
しかし、本当に重要な事はそこではありません。
今回はそういったテーマで書きたいと思います。
目次
見るべき視点は利益
よく見出しなどで書かれている内容として、家賃年収〇〇億!といったものが多いような気がしています。
確かにその額までいくのは大変な苦労があったと思います。
しかし、事業で一番大事なのは利益です。
一例ですが、
・売上1億 利益500万
・売上2000万 利益500万
どちらも同じ利益500万ですが、利益率という考え方をすれば後者の方が優秀と言えます。
また、利益率が低いという事は、それだけリスクが高い事をしているという指標にもなります。
なので見るべき視点は利益であり、損益表なのです。
売上を伸ばす事だけ考えていてはいけない
よくあるパターンではありますが、経営が思わしくない場合、売上を伸ばす事だけを考えて方針が出る事があります。
売上を伸ばせば確かに利益が上がる可能性はあります。
しかし、その分人件費、営業費などのコストがかかってきます。
結局利益率が悪ければ薄利の商売になってしまうため、高い売上をキープできなければたちまち苦しくなってしまうので、そもそも問題解決になっていない事が多いのです。
不動産投資で言えば、欲しい欲しい病
不動産投資をしていると陥るのが欲しい欲しい病です。
とにかく戸数を拡大する事が目的となり、あまりうまみのない物件でも買ってしまう事があります。
うまみがなくても何かしらの戦略があれば問題ありませんが、とにかく戸数だけ追い求める感じになると利益率がどんどん下がっていきますので、リスクが増大します。
なので売上と同じく、規模を追い求める感じの経営は危険が伴います。
優良経営を目指すならば数字を見れるのは絶対条件
社長にありがちなパターンの一つとして、決算書が読めないという人が結構いる事です。
勢いとカンだけでやってきている人はある意味スゴイと思いますが、やはり数字を見れないと限界がきます。
なぜなら問題点に気が付かないからです。
なぜ悪いのか、なぜいいのかというフィードバックでできなければ優良な経営は難しいです。
まとめ
まずは見た目に騙されない事が大事だと思います。
見た目の規模感や売上などに惑わされず、きちんと自分の目で感じとる事ができるようになるのが一番大事なのかもしれません。
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